埼玉県精神障害者家族会連合会
略称:埼家連
埼家連とは
〇精神疾患・障害をもつ人の家族会の相互交流そして団結促進を活動の目的としています。
併せて、精神疾患・精神障害を持つ人の保健・医療、住まい、就労、人権の向上、暮らしの中での人として
の尊厳・自立など精神保健医療福祉制度の新しい地域社会システムづくりをめざして活動しています。
〇団体基本情報
所在地(事務局): 〒330-8522 埼玉県さいたま市浦和区大原3-10-1 埼玉県障害者交流センター内
団体名: 埼玉県精神障害者家族会連合会(略称:埼家連)通称:埼玉のぞみ会
TEL/FAX: 048-825-7172
saikaren_kokoro@amber.plala.or.jp
設立年月: 昭和49年4月
加入家族会数: 20家族会(2024年5月22日)
会員数: 583名
役員数等 執行役員:11名/理事31名
職員数:1名
執務: 火・木 10時~12時 13時~15時 / 週 (除く祝日)
〇県連合会の誕生
精神障害者の権利を守るため、遅れている医療、福祉、社会復帰、生活などすべての施策の促進を求めて
昭和49年4月(1974年)「精神障害者を守る連合会」を県内の3病院・5地域家族会で結成し、
県衛生会館で設立大会が開催された。
〇団体運営
会員家族会の会費、埼玉県の助成金および委託事業、寄付金等により運営されています。
〇入会
資格は埼玉県内で活動している地域または病院の家族会であること。
申し込みは所定の申込みの手続きを経て、理事会の承認を得ます。詳しいことは事務局へお問合せください。
重度心身障害者医療費助成制度対象拡大について
埼玉県精神障害者家族会連合会 2024年度 第5回理事会
2025年3月21日 会 長 一之瀬 昌明
1, 県の来年度予算案に「重度心身障害者医療費助成 補助対象」を拡大することが入った。その結果 「対象となる人数」は他障害と同程度に改善される見込み込みとなり、部分的ではあるが、私たちが「せめて他障害と同等の制度に」と、訴え続けたことにより実現したものである。
2, 今回の補助対象の拡大が、自立支援医療を使った人の窓口負担にとどまっており、対象範囲は「他障害と同等」の制度になっておらず、障害種別による格差解消には程遠く、「格差解消」に向かうことも触れられていない。
3, 私たちが「他障害と同等の制度」を要望していたのは、医療という命に直結する制度において障害種別による大きな格差があり、精神疾患・障害に対する差別・偏見の誘因となっているからである。
4, 多くの課題を残した要因として「私たち抜き」の制度改定になったことがある。
5, 自立支援医療は精神科外来が対象で、負担額1割で負担額上限規定もありお金の問題で「必要性があるにも関わらず受診を控える」ことはまれである。むしろ内科・外科・歯科などや、入院時の負担が重く、必要性が有りながら受診を控え重症化を招くことになり、命にかかわる状況も想定される。
6, これらの課題は県と市町村で解決できることであり、この状態を改善しないで置くことは、精神障害 のある人の命と暮らしへの軽視が続くことである。
私たちは家族の命と健康を守るために、他障害との「格差解消」の早期実現を求めていく。
以上
埼家連加盟の家族会
〇埼玉県内の家族会一覧(2024年5月22日現在)
家族会名 主な活動拠点
もくせい家族会 いちご会 みなわ会 浜砂会 さいたま市
よもぎの会 上尾市
心の健康を守る家族会 鴻巣市
吉川市しらこばと会 吉川市
すまいるサロン 久喜市
精神障害者家族会 YSK 八潮市
川越市やまぶき会 川越市
新座やすらぎの会 新座市
富士見市歩みの会 富士見市
熊谷地区みのり会 熊谷市
玉淀家族会 大里郡 寄居町
ハートフルフレンズ 深谷市
秩父市心和会 秩父市
本庄双葉会 本庄市
飯能・日高みのり会 飯能市 日高市
狭山こぶしの会 狭山市
入間ゆずり葉の会 入間市
合計 20単会 583人
賛助団体会員: 所沢蒼空会・ むさしの会 ・蓮田かもめ会・春日部市ひだまり
*各会の連絡先については、埼玉県精神障害者家族会連合会事務局までお問い合わせください。